公開授業をしました。

【指導案なしですが】普段の授業を見せる感じで,気軽に,というスタンスだったはずですが,やはり県大会での公開授業ということで,緊張と焦りばかりの授業になってしまいました。昨日結構プレゼンを作りこんでしまって…しかも作りこみ方が自分でもわけのわからない方向にいってしまい…不完全燃焼で一酸化炭素中毒(比喩です)。内容は,底の変換公式と,対数関数のグラフの導入です。教科書の進度のままです。

あまりアニメーションなど多用しないほうがいいか…と気を付けていたのですが,肝心のグラフを入れるのを忘れるとか,ありえない失敗満載でした…

でも,生徒はちょっとしたペアワークとか,いつもの「解答見に来る方式」とか,自然体で頑張ってくれたので大変助かりました。

たくさんの先生方に来ていただいたのに,お恥ずかしい限りでした。

 

反省と今後に向けてをまとめると:

・プレゼン作成のスキルを上げることが必要。プレゼンで授業しようとすること自体が教材研究を深めることになる。簡潔に,本質を捉えた,過不足ない説明やスライドを考えようとするから。ソフトの機能を使いこなすことも大切。MOS

・プロジェクターの準備にやはり時間がかかる。台数が増えてきたので,来年度は各教室もしくは3クラスでワンフロアなのでフロアに1台置きっぱなしにする。管理職を説得する。生徒の係を決めて手伝ってもらう。プリント配付などもそう。

・グラフをかく単元で,どのような見せ方が効果的か。

・対話を促進する仕掛け。対話に乗ってこない生徒へのフォロー。苦手かつやる気ない人たちの活動を促すには。

他の学年では,確率の問題をジグソー法で,というイベント的ALをやったみたいです。そちらもプリントの原稿を見せてもらいましたが,面白そうでした。今日はうっかり忘れましたが明日様子をうかがってみようと思います。

【ネイピアの対数】常用対数について調べようと思って,ネット検索していたらこのページに,ネイピアが対数を考えた経緯と彼の計算法が載っていて,興味深く思いました。大変よくまとめてあるサイトだと思います。ネイピアや当時の人たちのあくなき探究心と何十年も計算しつづける粘り強さには頭が下がります。(内容は一読しただけではマスターできず…実際に手計算をいくつかやってみると理解ができそうです)でも肝心の常用対数の教材研究とは方向性がずれてしまい…また時間ないよ…