ALフォーラムに参加しました。

『Find!アクティブラーナー』を勤務先で導入しています。あまり見てませんが。(今度は見よう!)メルマガで開催を知り,近場なので行ってみることに。

「ブラック部活」の名付け親で有名な内田良先生の講演。金髪。部活全廃論者だと思っていたのが全然違った。全国学力テストの差が,いじめ認知件数(これも見方が重要)や不登校数のデータと比べたら,県ごとの差なんてほとんどないに等しい。このことは新聞記事で見たときに自分も感じていたことだ。「言われて嫌なこと」に「蓋をしない!」反論じゃなくて,対案を考えてみると…かな。語り口も大変親切で,示されるデータとその解釈,先生方の反応の分析をみると現場をよくご存じだと感じた。これから内田先生の発信も追っていきたい。

2人目は中島博司先生。並木中等学校の校長先生。これまで存じ上げなかったが,下町先生と同じようなエネルギーを感じた。AL指数,R80など指標や手法を次々と開発されているのがすごい。ご自分が楽しんでいるのがよくわかる。この方も経歴がすごいし,基本的に進学校のみといった感じだが,リーダーシップという点では非常に魅力的だ。「理数探究」の実践の様子も分かって思わぬ収穫だった。「探究」にはリーダーシップが必要,というのは非常に納得した。その他ペアワークの技術(話す順番,1分など)細かい点も参考になる。SDGsを目標にすると,今の学びが世界をよくすることにつながるイメージを持てる。教室に掲げておく。タイマーが全教室に入っている学校はアクティブ!うちじゃん!(^^)

3人目の先生は,部活の指導がやりたくて教師になったという方が180度方向転換したということだった。進学校でないところのALということで,新入生の時点でのしつけが大事,服装指導を最初の1分で必ずやる,ルールを守ることを徹底させる(かかない,といったら全員鉛筆置くまで待つ),授業の組み立て(KPも取り入れていた)も参考になった。型をしっかり作りこむ先生。押しが強くて少しつらいイメージ。自分の学年はもう手遅れかも…と思ってしまった。

4人目の先生は,英語の先生で他教科との協働で授業をつくっていらっしゃる。授業動画の売り込み?(DVDをいろんなところに送りまくった)をやったというのがすごい。きみまろの売れない時代の話を思い出した。発信しようと思ったらそれをやる。どの講師の先生も「自分事」化を話されていた。つまりそういうことだろうなと思う。あと,英語できない自分を思い知らされた。

隣の先生が,物静かな感じの方で最初心配してしまったが,おかげで丁寧にワークに取り組むことができてとても感謝している。

フォーサイトという生徒向け手帳の見本をいただいた。これも「学習の記録」の参考になるかな。

自分事化

AL指数20を毎時間目指す。動画にあったホワイトボードで発言する,というのを導入してみたい。一人150円くらいでできそう。

豆テストを定期的に!

学力(模試偏差値)につながっていない現状をどうしたらよいのか。自分の授業の問題点を洗い出す。