発信を続けること

自分の好きなこと…理論武装?(^^;

30代になって(遅い…)カウンセリングや教育工学やエンカウンター,協同学習,アクティブラーニングと興味と流行の赴くままに本を読み散らかしています。研修や授業見学などもしていますが,なかなか学力向上(模試の点数が低い…)に結びつかず,上司から研修内容を活かしてないのではと指摘されました。

以前の記事で書いたように,アクティブラーニングを知って自分の型を完全にシフトチェンジして,そのままずっと保っている先生がいます。自分はいろいろと組み合わせたり方法を頻繁に変えてきました。4年ほど前に,生徒に教えあいを促すような授業にした当初は,生き生きと動く生徒がうれしくて,さまざまに工夫することにやりがいを感じ,教員になって初めて!本当に授業をするのが楽しかったのです。

ところが何故か,自分でもよくわからないのですが,満を持して持ったはずの1校で二回り目の今回の学年のスタートからは,一緒に学年を持つことになった転勤してきた大ベテランの先生(進学校ばかり回ってきた方)の,授業=教師による例題の解説+指名された生徒が問題を黒板で解く,スタイルに合わせてしまったのです。

しかし7月の模試の結果が惨憺たるものだったのと,生徒の精気が失われた視線に耐えられず,年度途中から少しずつ生徒を動かす手法を取り入れ,また毎日宿題を課す(それまで週末にドバっと出していた)方法に変えました。

そこからは少しずつ,自分の精神安定もしてきたように思います。生徒の反応も上々です。けれど上記の指摘…痛いところを突かれました。

今はあえてスタイルを固定して,日々の実践を重ねながら,授業の手法の理論的土台をしっかりさせたいと思います。

そして,やはりアウトプットが課題ととらえています。日々思いつくことはたくさんあるのですが,形にする前に雲散霧消してしまっています。また,実践の記録もとれていませんでした。これからどれだけ教員生活を続けられるかわかりませんが,ここにできる限りアウトプットをしていきたいと思います。これも実践の一つととらえて,今年の課題とします。