原監督に学ぶ

【原監督のコーチング】正月は恒例の箱根駅伝三昧でした.青学復活優勝!原監督の結果を出す選手育成手法に興味をもって,本を読みました.(kindleunlimited:年末に3か月99円だったので申し込みました.PCアプリで読んでいます)

逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)

逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)

  • 作者:原晋
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/05/02
  • メディア: 新書
 

分かったこと:原監督は現役のときダメ選手だったように報道されているが,これを読むと中学生のときからキャプテンシーを発揮し,高校駅伝でも主将として結果を残し,大学でもインカレ3位になっている.実業団選手としては意識が低かったようだが,その経験をばねに営業職として新規事業で結果を残している.チーム運営や目標管理とその実行力にはたぐいまれなる才能があり,またそれを活かす努力をしてきた方である./最初は組織立て直しのティーチングから行った./「半歩先の目標」「目標達成のためにやることは具体的に」「全員の目標を壁に貼って情報共有」「熱意」/常識を疑ってみること.どうしたらうまくいくか,その行動には何の意味があるのかを徹底的に考えること./トップ選手を伸ばすのにはマンツーマン指導が必要

考えたこと:目標管理の手法はぜひ取り入れたいと思う.具体化とオープンにすることがチームとして一つの目的に向かうとき大変有効だと感じる.問題点や課題としては,学業面だと全員一致した目標が立てにくい(しかし,これは工夫してクリアできそう).また,大学入試を「ゴール」にしないことを忘れず指導すること.それから,部活では監督や組織の目標を共有できない生徒は辞める選択肢があるが,高校自体は進退の自由はあると言えども現実には厳しい部分もあるので,こぼれた生徒,どうしても乗ってこれない生徒に対する対処法を用意しておかなければならない.これは個別指導が必要.さらに,担任は教科指導とHR指導の両面を考えなければならない.このあたりすべて具体化できるかどうか.教科指導は少し形が見えた気がする.なんにしても人を育てるには本気でやると手間暇とてもかかる.原監督も寮に住み込みで,奥様が強力にバックアップしてくださっている.そして原監督は選手一人ひとりの個性に合わせた声掛けや指導をしている.人をよく見ること.その人に合わせた指導をすること.

【ここから自己中】今年初更新です.昨年末しばらく離れていました.書く内容について整理し検討しようと考え,更新を目的とせずに控えていました.

・毎日の更新は,内容が薄くなりがち.でも,毎日更新してかなり読ませる記事を書いていらっしゃる教育関係の方もいる.つまり自分の話題のストックの量と,発信力(何をどう記事にすべきか)のレベルがよく分かった.

・同じ話題を繰り返し書いてしまっている.これは肯定するかどうか迷い中.

・愚痴になってしまっているときがある.「読者のことを考える」を忘れがちになる.

・なんでも具体化して見える化しよう,と思って少しずつ実行できるようになった.