小林先生の本を何度も

【結局,ここに帰ってくる】小林先生のアクティブラーニング入門1と2,2冊同時に広げて読み直しています。この本とgaccoのインタラクティブティーチングに出合って衝撃を受け,いろいろな本を読み,授業改善に乗り出しました。ただ,私は小林先生の方法をそのまま取り入れているわけではなく,いろいろと手法を組み合わせてやっているところです。その分迷いも多いのですが,この本を開くと必ずヒントがある。理論的背景をしっかりと書いてくださっているので,読むたびにうまくいかない原因に気づかされます。何度も繰り返し読んでいます。

本当はすべて同じ方法で授業をやってみたい…ICTスキルと生徒の見取りの力を上げることが自分には必要です。

私の授業は,講義(ペアワークなど入れつつ)+演習+解答見に来る+マグネットで名前動かす,です。最近は冒頭に前時の復習豆テスト,最後に振り返り。節末の問題などはグループワークにしていますが,機能しなくなってきているクラスがあるのが課題。

こう書きながら気づいたこともあります。小林先生のやり方を全然取り入れてない!どこかの授業からでも,1時間からでもやってみよう。

アクティブラーニング入門2〔DVD付〕

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 この↓本の実践に近いかな(だいぶ昔に図書館で借りて読んだので,今確認できないです)。西川先生の理論はあまり好きではないのですが。だれでもできそうでも,やってみると教員の対人スキルに依存するような方法(クラスの雰囲気の醸成の仕方とか,とても説明されているだけですべてうまくいくようにはいかない)なのですが,肝心のスキルアップをどうするかがない。(大学院に来いってことなのかな)2冊目のは,数学の2名の先生の実践。レベル高い進学校むけかな。これは西川先生の方法論を取りつつも,当然だが数学的内容に踏み込んでの実践が載っているので,参考になる。つらい問題のときの描写に非常に共感。

高校教師のためのアクティブ・ラーニング

高校教師のためのアクティブ・ラーニング

 

 これは事前に教材作り込み型。理想ではある。イベント型。毎時間はできない。(授業準備だけが仕事ならね…)どこかでやってみたい。