IDは羅針盤

【授業設計マニュアルを読んでいます】

稲垣忠・鈴木克明『授業設計マニュアル 教師のためのインストラクショナルデザイン北大路書房(Ver,2でなく古いほうですが)

授業設計マニュアル―教師のためのインストラクショナルデザイン

授業設計マニュアル―教師のためのインストラクショナルデザイン

 

 を読んでいます。改めてIDを勉強するよい教材となっています。教材研究の方法,指導案の書き方,評価方法の実際などを,理論をただ並べるのではなく,実際の授業と子供たちを想定しながら具体的に,親しみやすく論じています。授業パッケージシートというワークシートが巻末についていて,シートを埋めていくことで理論を具体的に授業に落とし込むことができます。若い先生や学生さん向き,となっていますが,経験を重ねた今だからこの本の価値がわかるところもあります。ICTを含め,授業を構成する要素が何を目的として,どんな効果があるか,授業者としての自分はどうあるべきなのか,この本の視点を常に把握して実践できれば,生徒も先生も充実した授業を作り上げることができると感じます。ARCSモデル,ブルームのタキソノミーなど教授理論の概要も,実践に取り入れられるような形で概略が載っています。気になる理論についてはさらに参考図書を参照するなりして深めていけます。

大学時代,著者の鈴木克明先生の講義を受講しておりました。(自分の大学に,外部講師としてきていただいていました。)とても気さくで温かいお人柄を感じさせながら,講義は鋭い切り口で映像等もふんだんに利用しながら語ってくださり,90分があっという間だったことを覚えています。

私の尊敬する小林昭文先生も理論学習をたくさんされているそうです。

【7つの習慣】

主体的であるための30日間のチャレンジ 毎日見返しています。実際に書くことが大事だと感じますが実行していません。します。

【好きなことプレゼン】

編み物。