その1点を削り出せ

【その1秒を削り出せ】とは東洋大学の酒井監督の言葉。それをお借りして,模試に向けての演習で,できることは全部書こう!と呼びかけました。苦手,できないという生徒は,とにかく手が動かない。点A(4,-5)を座標平面上にとることすらしない。というかできない。見通しが立たないので不安なのかな。図をかいて,そこで考えるという経験がないからかな。与えすぎ,転ばぬ先の杖を用意しすぎかな。やり方が分かっても,計算で間違えて心折れる生徒も多いかな。試行錯誤するにしても,あまりに見当違いだと書いても点数にならない,そういう負の経験が蓄積されているかな。

前に進む勇気を持てるように,寄り添っていくことができれば…

生徒に気持ちを聞いてみようかな。