夏休みの振り返りその1

インプット三昧.消化不良気味.

評価と指導の一体化についての教育センターでの研修.割と教え込むの好きな先生.若い.文科省とか中教審とかの文書とかテキストをなんであの精度でちゃんと読めるんだろう.でも文末の言い換えでいいよとか,指導資料に載っているのだけれど,それって何度読んでも何なのかよくわからない.それなら最初からそう作ればいいのに.

研修自体は上記のようなことも含め考えることは多かったです.主体的に学習に取り組む態度をどう評価すればいいのか.基準決めてそれを満たすかどうか.基準の作り方がすごく難しい.打ち合わせやったところで同床異夢のような気もする.評価基準をどう授業に組み込んでいくかは理解できた.上の生徒をほっとかないという視点が抜けてる.帰納好きな先生だった.Cの生徒がいるならそれを引き上げるために授業計画,デザイン自体を変える.まあ普段からやってますよーと言い切れるか??ラテフちゃん,またいじってみるか.

愛着障害についてのオンラインセミナー.講師はほんの森出版から著書を出されている和歌山大学の米澤好史先生.愛着障害については全く知識がなかったが,定義と概念から発達障害との見分け方,子どもへの接し方など具体的な技術まで丁寧に解説して下さった.

ただ,用意されたスライドの内容の半分もいかずに時間いっぱいになってしまったことと,スライドのフォント(一昔前の丸文字ギャルフォント風)と色使い(蛍光ピンクと紫って…)で集中力が文字の解読に注がれ,読解力を駆使せざるを得ず,肝心の講義への関心が途切れ途切れに…プレゼンの勉強をおすすめしたい.もったいない.ゼミの学生さんとか意見だしてあげてください.

発達障害の支援 宮城教育大学先生のお話.義務や特別支援を念頭においた内容だったので自分の職場の現状とはちょっと合わなかったが,哲学を学んだ感じがした.程度の差はあるけれど,それは他との比較であって,本人が今の環境の中でどの程度困り感があるかはこっちが勝手に判断してはいけないのだと思う.それにしてもよい(適切な)質問をするのって難しい.事前質問にお答えいただいたが,そもそも自分の質問がずれていたことに答えを聞いて気が付く.申し訳ない.

自殺予防のセミナー.これもオンラインに変更.Zoomのブレイクアウトルームを利用した参加者同士でのディスカッション付き.参加を悩んだけど,結果的にはとてもよかった.実は初めて(^^;保健所の方,SCの方,SSWの方,市役所の方と様々な立場の方がどのような発信をして,どのような業務に携わり,どのようなことに悩まれているのか,うすうすは感じつつも実際に生で(オンラインだけど)話を伺うと「あーあれかー」と思い至ることがあったり,全く知らないことがあるなど気づきはたくさん.うちの県は学校用教材を精神福祉センターが作成していたりと講師の先生曰く全国的にも進んでいるらしい.で,こういうの知らないわけ.私.きっとほとんどの先生も知らないのだよ.ゲートキーパー養成講座がコロナのせいで延期になっちゃったから,代わりにこの教材でも希望者あつめてやろうかなあ.ピアサポートのほうがいいかなぁ.

心の病気の支援研修.地元の精神科医の先生のお話.スライドがいきなり強烈な事例から入っていた.スライドがセリフ風でそれをなぞってお話して下さる感じ.スライド以上のものはあまりない.事前質問への解答を丁寧にやってくださった.(これもスライドにセリフが書いてあった.さらにあとで追加資料としてくださったのは先生が公演中にスライドにない内容をお話されたセリフのスライドだった(^^;

人の声で聴くと頭に入る割合が高くなるのは確かな気がするが,資料だけでも良かったかもという感じに思ってしまった.内容はほんと何度聞いてもいい,常に振り返っておきたい内容.お医者さんの視点ならではのこともあって有意義だった.

虐待防止の児童相談所との連携の研修会もあったのだがコロナで中止.オンラインにはできなかったのか.児相とぜひつながっておきたかったのだが.

本を少々.学校の図書館で買っていただいたものもある.

 また明日まとめておこう.